私と猫の古い農家屋敷生活

昭和っぽい、広くて古い農家の屋敷に暮らしています。地方都市近郊なのに、農村感あるこの家で考えることを綴っていきます。

読書仲間📖

うちの地域の仲間のコアメンバーには

女子が2人しかいないのだけれど

2人とも読書好き。


読みたい作品が今のところ切れてるということで

久しぶりに私おすすめを貸した。

彼女はお初らしいから

気に入ったら読んでくれればいい

という感じ。


男子にも1人好みが合う奴がいて

本も、アニメも食べ物も

YouTubeも同じのを登録してたり

前世は姉弟かと思うほどだが

現世では勘弁したい。


でも、その彼には恩がある。


震災後の不安定な頃に

読んでる途中の長編作品の続きを、

本棚が倒れてめちゃくちゃな部屋から

探し出して持ってきてくれたのだ。


その作品を読むことで

すごく癒された。

元気が出た。



震災当日帰れない時に

留守番していた子どもに

お湯とカップ麺を持ってきてくれていた隣人や

部活から帰って来られない娘を迎えに行こうとした時

連絡を待つ方がいいと

ストーブで餅を持って来てくれた地域のリーダー

それを黙々と焼いて食べさせてくれた地域の若者


いつも冗談ばかりで

言いたいことばかりの失礼な仲間だけど、

結果的には

助けてもらってばかりの人がたくさんいる。


この家を見つけて住めるようになったのも

その仲間の1人だし。




本の貸し借りから

いろんなことを思い出してしまった。


だからこの地域に

ずっと住んでいたいと思うんだよね。